年々増加傾向にある「ふるさと納税」。

総務省によると、令和3年度の「ふるさと納税」 の利用者はなんと約552万人!

ですが、確定申告をする人にとっては、何枚にも及ぶ「寄附金受領書」の保管が面倒という方も
多いのではないでしょうか。

そこで、確定申告時の添付書類について、令和3年分から簡素化することになりました!
※ワンストップ特例制度を利用の場合は変更なしです。

 

(1)「ふるさと納税」とは

「ふるさと納税」とは、自分の選んだ自治体に寄附(ふるさと納税)をした場合に、確定申告を行うことで、
寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税と住民税から原則として全額が控除される制度です
(一定の上限はあります)。

(「総務省ふるさと納税ポータルサイト」より抜粋)

 

(2)何が変わった?

従来はふるさと納税を確定申告で適用する際、自治体ごとに発行される「寄附金受領書」が必要でしたが、
令和3年分の確定申告より、この書類の代わりに、特定事業者が発行した「寄付金控除に関する証明書」
1枚あれば手続き可能になります。

「特定事業者」については、一覧が国税庁のサイトで公表されています(2021年11月12日現在)。

(国税庁HPより掲載)

 

手続きが簡素化し、様々な自治体に寄付しやすくなりそうですね。

「ふるさと納税」未経験の方も、上記の特定事業者のサイトを覗いて
お気に入りの自治体に寄付してみてはいかがでしょうか?