こんにちは!
7月2日(土)に弊所代表の佐藤がセミナー講師をして参りましたので、内容を少しご紹介させていただきます。
【テーマ】
健全な歯科医院経営のための役立ち話~開業医からよく受ける相談事~
『健康な体には健全な精神が宿る』などとよく言われます。
税理士業務の中で最近よく受ける相談事をヒントに、『健康的な歯科医院経営』とは何かを考えていきましょう。
〈1〉そもそも利益とは?
「税金を計算する基となる数字」。
たしかにそうですが、「健康経営の基本」と考えるのが〇です。
一口に利益と言っても、決算書には利益は5つ表示されています。
また、個人経営の場合、先生自身のお給料が経費として計上されていませんので、利益が出るのは当然です。
法人経営の場合、役員報酬という経費が計上されているので、売上高が役員報酬を含めた経費を上回らないと利益は計上されません。
このような点も加味して、利益について考える必要があります。
〈2〉利益はいくらあればいいのだろうか
上限:ありません。
下限:資金繰りに困る利益水準では、お金が足りなくなっていきます。
利益は、お金(資金)が増えるための必要不可欠な要素です。
クリニックや医院、会社などの経営体を人間の身体に例えれば・・・
お金は人間の身体の血液に相当すると思います。
血液不足の経営では、健康経営から遠くなります。
〈3〉資金繰りはどこに書いている?
利益=お金 ではありません。
今年は2,000万円の利益を上げたといっても、手元にお金が2,000万円増えたわけではありません。
資金繰りはどこに書いてあるのでしょうか。
損益計算書(P/L)と貸借対照表(B/S)の間のつなぎ目が「キャッシュ・フロー」です。
以上がセミナーの冒頭です。
この後に、
・税負担に悩まない経営
・従業員不足に困らない経営
というサブテーマで、お話をさせていただきました。
セミナーにご参加いただいた先生方、ありがとうございました!!