年末調整の変更点を、初級者の方向けにまとめています
前回はこちら⇒【初級者向け】令和7年分年末調整 変更点を確認しましょう!⑤ | ブログ「chili tumo!」税理士法人ザイム・ゼロ

 

■配偶者や子を扶養にしたいけど、実際申告書のどの欄に記載すれば良いの?

⇩扶養控除等(異動)申告書(以後省略して「扶」とします)と、

⇩基礎控除申告書兼配偶者控除等申告書兼特定親族特別控除申告書兼所得金額調整控除申告書(以後省略して「基配特所」とします)をご覧ください。

⇩配偶者控除や、配偶者特別控除に該当する場合は、こちらの表を参考にしてください。
配偶者の所得金額(年金収入の場合は年齢にも注意)に応じて、控除区分が分かれており、記載箇所も異なります。
例えば、配偶者の所得金額が58万円超 95万円以下の場合、配偶者特別控除が適用となり、「扶」のA源泉控除対象配偶者欄と、「基配特所」の右上の配偶者控除等申告書欄に記載が必要です。

 

⇩扶養控除や、特定親族特別控除に該当する場合は、こちらの表を参考にしてください。
親族の年齢や所得金額に応じて、控除区分が分かれており、記載箇所も異なります。
例えば、20歳で所得金額が58万円超 100万円以下の場合、特定親族特別控除が適用となり、「扶」のB源泉控除対象親族欄と、「基配特所」の特定親族特別控除申告書欄に記載が必要です。

 

このように申告書の記載についても複雑になっておりますので、迷った際は弊所担当者にご相談ください。

今回で【初級者向け】令和7年分年末調整 変更点を確認しましょう!シリーズを終わります。ご覧いただきありがとうございました!