こんにちは!
「インボイス きほんのき!」シリーズです。前回は制度の概要について掲載しました(^_-)-☆
今回は、制度開始に向けた準備についてまとめています!それではご覧ください!


3.インボイス制度開始に向けて、どんな準備が必要?

3-1.そもそも、なぜ導入されるの?なんのための制度?

令和1年10月1日に消費税が8%から10%へ増税になりましたが、飲食料品など以前と変わらず8%で買えるものもあります。
(消費者にとっては嬉しいことなんだな🍙)

でも、事業者(課税事業者)からすると、経理処理の負担が増えたと思います。
「仕入先から届いた請求書。これって8%?それとも10%?」と悩んだり…💦
「一枚のレシートでも、8%のものと10%のものを分けて仕訳しないと!」と電卓で集計したり…💦

(消費税率が二種類あると、事業者は大変なんだな🍙)

インボイス制度が導入される理由のひとつとして、
「軽減税率8%」と「標準税率10%」が混在する状況でも、納付額を正しく計算し、納付するためということが挙げられると思います。

(インボイス制度って大変だけど、こういう理由があるんだな🍙がんばろうかな🍙)


3-2.(課税事業者編)どんな準備が必要?今後のスケジュールは?

現在課税事業者である場合と、免税事業者である場合とで、分けて考えていきたいと思います。
(一体何から始めればいいのか、教えてほしいんだな🍙)

注意:ここに記載する内容はあくまでも参考です。絶対にこの通りに進めてくださいといったものではありません。様々な業種、営業形態がありますので、それぞれの事業者様に合った判断をしてください。
弊所ではもちろんそのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。

 
■消費税の課税事業者の場合

【準備①】
令和5年3月31日までに適格請求書発行事業者の申請を行い、登録を受けましょう
「適格請求書発行事業者登録申請書」を税務署に提出します。
e-Taxで提出できますので、こちらの手続きは弊所にお任せください(^^)/
 

【準備②】
取引先(仕入先)の中に免税事業者がいないか確認しましょう!
免税事業者がいる場合、「インボイス制度開始後も免税事業者のままか、または課税事業者を選択し適格請求書発行事業者の登録をするか」について確認します👂

もしも、仕入先が免税事業者のままであれば、先方からの仕入について仕入税額控除ができなくなります。値引き交渉や、取引業者の変更を視野に入れて、今後の取引について考えましょう👀
 

【準備③】
現在使用している請求書発行システムは、インボイス制度に対応しているか確認しましょう
対応しない場合、システムの変更が必要です!!
お試しでインボイスを作成してみましょう(^^♪
 

【準備④】
契約書関係の見直しが必要な場合があります。
月次関与の顧問先様については、弊所スタッフが訪問の際にアドバイスいたします🎵
 


次回は、免税事業者の場合の準備についてまとめたいと思います。
ぜひご覧ください(@^^)/~~~

🍖インボイス きほんのき!の目次を見たい方はPart①
🍖前回を見たい方はPart③
🍖次回を見たい方はPart⑤

 

参考:
国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
日本税理士会連合会ホームページ
https://www.nichizeiren.or.jp/taxaccount/invoice/