こんにちは!「インボイス きほんのき!」シリーズです。
前回は、インボイス制度開始に向けた準備【課税事業者編】を掲載しました(^_-)-☆
今回はその続きで、【免税事業者編】 についてまとめています!
それではご覧くださいませ~!


3-3.(免税事業者編)どんな準備が必要?今後のスケジュールは?

■消費税の免税事業者の場合

免税事業者のインボイス制度開始後の対応として、3つの選択肢があります。

⑴免税事業者のままでいる。

⑵課税事業者を選択し、消費税を納める。
(適格請求書発行事業者の登録を受ける)

⑶課税事業者を選択し、かつ、簡易課税制度(※)を選択する。
(適格請求書発行事業者の登録を受ける)

(※)…簡易課税制度とは、預かった消費税を納めるのではなく、売上高から消費税を計算し、納付する方法です。

 

⑴~⑶のどれを選択するかは、下記のような判断材料から、
それぞれの顧問先様に合った方法をアドバイスさせていただきます( ..)φ

★売上先について考えてみます!
  売上先が「一般消費者」なのか、「事業者」なのかによって判断が異なります。

★インボイスを発行できるシステムが整っているでしょうか?
  課税事業者を選択するとインボイスを発行しなければなりません。
  現在使用している請求システムは、インボイス制度に対応するでしょうか?
  対応しない場合、新たなシステム導入費用はどのくらいかかるでしょうか?

★課税事業者を選択すると、事務負担はどれくらい増えるでしょう?
  消費税の計算はもちろんですが、日々の経理処理も複雑になります。

(うーん。すぐには判断できないんだな🍙そうだ!ザイム・ゼロに相談してみよう!)

 

※免税事業者が【適格請求書発行事業者】になるにはどうしたらいいの?

まず、適格請求書発行事業者の登録申請が必須です!!

加えて、通常は「消費税課税事業者選択届出書」を税務署に提出しなければなりませんが、
インボイス制度導入時の経過措置により、令和5年10月1日を含む事業年度に登録を受ける場合は、
届出書を提出しなくても課税事業者を選択できます。

ただし、簡易課税制度を選択する場合は別の届出書の提出が必要になりますので、注意が必要です。


「インボイス きほんのき!」シリーズも、そろそろ終わりが見えてきました。
概要や対応について、基本的な部分がわかっていただけたと思います(^^)✨

次回以降は、ほんの少しだけ応用編です!
難しくならないように工夫してお伝えしたいと思いますので、ぜひご覧ください(@^^)/~~~

(次回も見てみようかな、なんだな🍙)
 

🐶インボイス きほんのき!の目次を見たい方はPart①
🐶前回を見たい方はPart④
🐶次回を見たい方はPart⑥

 

参考:
国税庁ホームページ
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.htm
日本税理士会連合会ホームページ
https://www.nichizeiren.or.jp/taxaccount/invoice/